大きな港があり、仕切るクン・トーが多くの船を擁している事からもわかるように、水上交易の町である…とか思っていたら、港の入り口には大きな渦が!(笑)しかも、その辺には詳しいタイ・ホーがいても、高速船(その2)とセットでないとその港には近づけない。謎。
しかも、クン・トーの船何十隻(十隻くらいだっけ?)だかが出ていくのは全然平気だという。さらに謎。
1 クン・トーの船にはエンジンがついている。 ←カマンドールの立場は?
←長年エンジンの研究をやってるんだろ?
2 特別なルートがあり、知っていれば普通の船でも出入りできる。 ←タイ・ホーの立場は?
←キーロフで、クン・トーの下で働いていたのではないのか?
などが考えられるが、どちらにしても多くの船商人が自由に出入り出来ないと、貿易で成り立っている都市の条件としてはすごく悪いような気がする。
で、考えられることは…
「密輸で成り立っている町」説。
キーロフは、都市同盟との交易も行われている、というオフィシャル設定と、地理的状況(河川で都市同盟と一本道、港があるのに湖には解放されていない)などから、港から川へのルートの存在があるとすれば、河川を介した都市同盟との交易が考えられる。2で、デュナンートランルートが砂漠かバナー山地経由しか無いとされていたことと、タイ・ホーが買い付けにデュナンに来ていたことを併せて考えると、川ルートが難路であることが予想される。具体的には
小さな船でしか往来出来ない。
腕のいい船乗りが必要である。(危険が伴う)
しかし、小さくても高価な物、危険に見合うだけの利益のとれる品物だったら、その難路もおかす商人はいるのではないか。
そしてそう言う商品を扱うのだったら、限定された商人だけが使用できる港でも構わないのではないか。
その上、渦のせいで、官軍が突然大挙して手入れに来る、という可能性も少ないのだ。
そして密輸品。
都市同盟との交易には、品目の限定がある。(オフィシャル)
湖賊とは、禁制の品を扱う密輸商人であるかのような記述もある。
禁制品とは、美術工芸品など。
それらの主な産地は、グレッグミンスターである。
これらをひっくるめて予想したことをまとめてみると…
タイ・ホーは操船の腕を買われて、クン・トーの密輸船を預かっていた。←デュナンの湖上交通に詳しいこととも符号(2)
グレッグミンスターから密輸品をひそかに持ち出す港はカクの漁港が適当(地理的な位置から見た推測)←クワバ通過が一番の難所だよなあ(笑)
で、タイ・ホーがスカウトされる機会は充分にあった…はず。
ちゅうことは、キーロフあたりの船商人は全部がそうではなかったにしろ、潜在的に密輸商人なわけで、帝国軍の取り締まりが厳しくなると、町全体への締め付けが厳しくなる、というわけである。
んが、それが産業の町であるところへ厳しい監視の目、しかも役人の腐敗が進行中とあっては、まさに民に死ねと言わんばかりの有様であろう。
気が強くて、曲がった事が嫌い(←己の物差しに中心だが(笑))で、喧嘩っ早いアンジーだったら、もちろん激しく抵抗するワケだ。というわけで、湖賊アンジーの誕生(笑)
「弱い物イジメしてる暇があるんだったら、他にすることがあンだろうが!!」…と、帝国軍人に噛みついているのではないでしょうか。